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(経歴)
1966年京都大学農学部卒業、農業機械化研究所(現:生研センター)研究員を経て、京都大学農学部助手、京都大学農学部助教授、京都大学大学院准教授を歴任、この間、農業施設学会理事や裁判所・省庁・府県の各種専門委員を務める。2007年定年退職後、東京高裁(知財高裁)専門委員、三重大学非常勤講師、NPO法人近畿アグリハイテク技術参与を兼務し現在に至る。

得意とする分野は農業機械の農産加工や農産物の非破壊計測で、穀物乾燥機の省エネルギーとその評価法に関する研究を行い、ヒートポンプによる米の除湿乾燥機の実用化に貢献し、1984年農業機械学会学術賞を受賞した。米麦共同乾燥施設における荷受け水分計や、空洞スイカ検査装置などを発明し、特許を取得するとともに、これらについて、企業と共同研究を行って実用機を開発・普及させた経験と知財に関する知識を生かし、実用化を目指した開発研究の産学官連携に貢献したいと思っています。