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東北ハイテク研究会講演会「ドローン活用の農業システムの可能性」(Zoomウェビナーによるオンライン開催、7/9、岩手)

日時

令和3年7月9日(金) 15:15~16:30

形態

Zoomウェビナーによるオンライン開催

主催

農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究推進課産学連携室、東北地域農林水産・食品ハイテク研究会

内容

講演
稲作のスマート農業戦略 ~ドローンセンシングによる稲作診断技術の開発~
  ※講演課題名が「ドローン活用の農業システムの可能性」から変更になりました。
 株式会社ファーム・フロンティア 取締役会長、山形大学農学部客員教授  藤井 弘志 氏

演題をクリックしていただくと当日の講演要旨がダウンロード可能です(東北地域農林水産・食品ハイテク研究会のホームページにリンクを張っています)。

詳細

東北地域農林水産・食品ハイテク研究会ホームページをご覧ください。

実施結果

農林水産省は、平成30年度から新たに「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」および「スマート農業加速化実証プロジェクト」をスタートし、これまで全国179地区でスマート農業技術の導入に関する実証が実施されている。東北地域からも令和元年度に10件、令和2年度4件、令和3年度も4件が採択されている。さらに、「労働力不足の解消に向けたスマート農業実証」でも3件が採用され、東北管内で広く農家を巻き込んでスマート農業の実証が行われている。
スマート農業技術の中でも、特に応用範囲が広く比較的手軽に取り組めるドローンの活用に対する注目度は高い。今回、ご講演をいただいた株式会社ファーム・フロンティア代表取締役会長・藤井弘志氏は、『匠の技術継承と農業の新たな進化』を目指して、2018年の会社設立以来、日本農業の課題である高齢化、後継者不足による労働力確保と異常気象による気象災害にさらされている農家に対し、ICT技術を活用したセンシング農法による省力化・効率化と、ベテラン農家のノウハウを見える化しその技術を活用することを目指して活動を展開している。また、"見える化"の一環として土壌データの収集・分析を通じ、土づくりの実践を支援している。
今回はスマート農業技術の一つの方法である、ドローンを活用した施肥・防除の最適化のための方法について広く情報提供するため、講演会を企画した。
講演では、日本農業の近未来予測に基づき、スマート農業の重要性、その本質と活用戦略について説明があった。スマート農業にはハードとソフトの両方の技術があり、その統合の重要性を強調された。特にソフト主体のスマート技術の活用におけるセンシング・センサーによる見える化、AI、ビッグデータなどの情報利用の方法を整理し、センシングのための戦略と稲作での活用方向を具体的な活用例に従ってわかりやすく説明された。
さらに、作物の能力を最大限に発揮するためのスマート農業による圃場間、さらには1つの圃場内部での生産力のバラツキの発見と改善方法について報告が行われた。参加者数は91名であった。

 

210709講演会図1      210709講演会図2


 

210709講演会図3      210709講演会図4

講演資料より抜粋