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東北ハイテク研究会セミナー「大規模水田作経営の可能性を開く!! 子実用トウモロコシの革新的生産・調整技術」(Zoomウェビナーによるオンライン開催、11/22、岩手)

日時

令和3年11月22日(月) 13:30~16:05

形態

Zoomウェビナーによるオンライン開催

主催

農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究推進課産学連携室、東北地域農林水産・食品ハイテク研究会

内容

第1報告
水田転換畑における子実用トウモロコシの高速作業体系
  農研機構 東北農業研究センター 研究員 篠遠 善哉 氏
第2報告
子実用トウモロコシサイレージ:乾燥調製技術およびその給与の取り組みについて
  農研機構 東北農業研究センター 上級研究員 嶝野 英子 氏
第3報告
岩手県紫波町における子実用トウモロコシ産地化の取り組み
  岩手県紫波町 農村政策フェロー 小川 勝弘 氏
第4報告
 「子実用トウモロコシ9年間の変遷
  岩手県花巻市 (有)盛川農場 代表 盛川 周祐 氏
質疑討論

演題をクリックしていただくと当日の講演要旨がダウンロード可能です(東北地域農林水産・食品ハイテク研究会のホームページにリンクを張っています)。

詳細

東北地域農林水産・食品ハイテク研究会ホームページをご覧ください。

実施結果

今回のセミナーでは、東日本大震災における津波被災地域の水田作及び畜産の復興・再生の大きな柱として期待されている子実用トウモロコシの革新的な生産技術と調整・給与技術を紹介するとともに、産地での普及の取り組み、生産者による安定生産確立への挑戦などを紹介しました。 第1報告では、水田における子実とうもろこし生産の意義と魅力が紹介されると共に、子実とうもろこし生産の作業の内容、プラウ耕体系による高速作業の実施による省力化と収獲ロスの軽減による多収の実現に関わる技術の内容と実施のポイントなどが報告されました。 第2報告では、東北農研で開発したサイレージ処理技術(フレコンラップ法)は、乾燥機が無くても取り組める、調整時間が短くて済む、野外で作業が実施でき長期の野外貯蔵が可能になるなど、従来の調整方法に比べて3~4倍の作業スピードでできる利点などが報告されました。 第3報告では、紫波町の産地化に向けての関係機関の支援とその活動実績が示され、地域で子実とうもろこしを生産・定着するために必要な収益性についての試算が提示されました。そのうえで産地化に向けた課題が指摘されました。 第4報告では、先駆的に子実とうもろこし生産に取り組んだ理由が紹介され、今後の課題としては、さらなるコスト削減、水稲、大豆の収穫作業との調整、米、麦、大豆と比較しての収益性の向上、台風被害、鳥獣害などへの対処などが指摘されました。 本セミナーを通して、子実とうもろこし生産に対する農家、研究者、行政機関、種苗会社、農機メーカー等の民間企業の注目度は極めて高いことが確認でき、非常に有意義でした。参加者は98名でした。

 

211122セミナー図1

 

211122セミナー図2

篠遠氏講演資料より抜粋

 

211122セミナー図3

 

2111122セミナー図4

嶝野氏講演資料より抜粋

 

211122セミナー図5

小川氏講演資料より抜粋

 

211122セミナー図6

盛川氏講演資料より抜粋